バードリサーチニュース紹介
2023年09月08日
銀座のツバメの餌運び
メス親は餌運びの回数が多く、巣にとまる時間も長い
2023年08月11日
著者は神山和夫様です
可愛い動画から始まって
まずは、銀座にツバメの人工巣を付けた経緯のお話からです
松屋銀座に設置したツバメの人工巣
ツバメは古巣がある場所にやってくる習性がある
ツバメには「ルースコロニー(ゆるい集団営巣性)」という習性がある
古巣がなくって営巣密度が低くなると、
仲間と群れていたいツバメにとって魅力のない場所になる
そうなると営巣が途絶えてしまい
ツバメの減少を加速させる一因となる
『この習性を逆手にとって、ツバメが使える古巣を増やしてあげれば、
銀座でふたたびツバメが増えていくかもしれません』
なるほど~人工巣を付けてあげることで古巣がある状態にすれば
それが仲間を呼び営巣数を増やすことになり
ツバメを守っていくことにつながるのですね🤗
泥巣は落ちることも多々あり、落ちない人工巣は良いですよね~
巣を作ってほしくない場所から移動してもらうことも出来ることもあり
皆さんも人工巣を活用なさってみてはいかがですか

(『リトルミーナ』小川美奈子様のサイト)
続いてのお話は
銀座のツバメの食生活
メスは餌運び回数が多く、巣に長居する
午前はいろんな虫を、昼ごろからオスのミツバチを運ぶ
2022年の「ダーウィンが来た」で紹介されてたように
(→コチラ2019年08月19日に記事にしています)
ツバメは蜂をヒナに与えますがオスに限られています
捕まえるとき飛びながらオスメスの判別をしてるのですね
すごいですよね~
「親ツバメ雄雌の給餌回数」
「親ツバメ雌雄が給餌のあと巣に留まる時間」
「ミチバチを運んできた回数」
それぞれの観察記録もグラフで示されていて
なるほど~と大変興味深い内容満載です
そして、
『巣の上でヒナを見つめるメスの姿を見ていると、
人と同じように愛情を感じてヒナの世話をしているように思えてきます』
『ヒナを見つめている親ツバメは、
私たちと同じ複雑な心を持っているのではないかと感じずにはいられませんでした』
そうそう、その通り、と思いました😄
ツバメ好きの皆さん、ぜひ読んでみてくださいね


(ツバメかんさつ全国ネットワーク管理人さんの日記)
ポチッと



皆さま↓お知恵をお貸し下さいね
◆大家の掲示板
